先日、生成AIをテーマとした第二回庁内勉強会を開催しました。
今回は関心の高まりもあり、多くの職員の方にご参加いただく形となりました。
開催概要
- 実施回数:2回
- 参加人数:合計92名
前回に続き、複数回に分けて実施することで、より多くの方が参加しやすい形を取りました。
勉強会の内容
今回の勉強会では、「生成AIを理解する」だけでなく、実際の業務で活用することを意識した内容で構成しました。
主な内容は以下の通りです。
- プロンプトの基礎
生成AIにどのように指示を出すと、意図した回答を得やすくなるのかを、具体例を交えて解説しました。 - RAG(検索拡張生成)の考え方の説明
生成AI単体での利用と、庁内資料や過去データを参照させる仕組み(RAG)の違いや、行政業務での活用イメージについて説明しました。 - 業務フローを作ろう(ワークショップ)
実際の業務を題材に、「どの部分で生成AIを使えるか」「どのような流れに組み込めそうか」を考えるワークショップを行いました。
座学だけでなく、手を動かして考える時間を設けたことで、より具体的な活用イメージを持っていただけたのではないかと思います。
参加者の反応
勉強会後には、
- 「生成AIを業務で使うイメージが具体的になった」
- 「プロンプトの考え方がよく分かった」
- 「RAGという仕組みが理解できた」
など、全体的に好意的な声を多くいただきました。
生成AIへの関心の高さと、実務への活用に対する期待を改めて感じる機会となりました。
今後に向けて
今後も、生成AIを安全かつ効果的に業務へ取り入れるため、
引き続き勉強会や情報共有の機会を設けていく予定です。
次回は、より具体的な業務事例や、実運用を見据えた内容も取り上げていきたいと考えています。
