Claude × SVG × PowerPoint ― AI でベース案を一気に量産し、画像化で超時短 ―

この記事でわかること

  • Claude などの LLM に SVG スライド案を作らせる方法
  • SVG を PowerPoint に貼って一括画像変換 → 編集ストレスを削減
  • 実際の プロンプト例・時短テク・注意点 をステップ形式で解説

準備するもの

ツール目的無料代替
Claude 3(Opus/Sonnet)SVG コード自動生成GPT-4o / Gemini でも可
PowerPoint 2019 以降SVG の貼り付け・図として保存Google スライド (SVG→PNG 変換可)
テキストエディタプロンプト確認/SVG 修正VS Code, メモ帳

ステップ別フロー

STEP 1 Claude へ指示 → SVG 生成

以下の内容で 16:9 スライドの SVG を生成してください。
- タイトル: 生成AIの市場規模
- 本文: 2024→2028 の CAGR 26%
- 横棒グラフを右側に配置 (#FB8500, #023047, #219EBC)
- フォント: 'Noto Sans JP'
- 余白は左右40px

→ 返ってきた <svg ...>〜</svg>.svg で保存。


STEP 2 PowerPoint に貼り付け

  1. 挿入 › 画像 › このデバイス で SVG を選択
  2. スライド幅に合わせてリサイズ(ベクターなので劣化なし)
  3. 必要に応じて 図形の書式 › グラデーション/塗り で配色変更も可

Tips: SVG 内テキストは PPT では 図形テキスト として認識。フォントが置き換わる場合は PPT 側で再指定。


STEP 3 画像化して量産

  • 作ったスライドを選択 → 右クリック › 画像として保存
    • PNG/JPEG/SVG など選択可
    • 透過を活かしたい場合は PNG
  • 見出し・アイコンなど静的要素は画像化し、可変データだけテキストボックス に残すと修正もラク!

“超時短” をさらに加速する 3 技

テクやり方効果
一括バッチ変換[Export PPTX as images] アドイン or PowerPoint API全スライドをフォルダ出力
SVG テンプレ配列「5 枚分のタイトル&レイアウトを SVG で」とまとめて依頼1 プロンプトで下書きを複数生成
配色バリエ生成Claude に「同じレイアウトでカラーバリエ 3 つ」A/B テスト用画像を自動化

よくある Q&A

QA
フォントが変わるSVG に font-family をベタ書き → PPT に同フォントをインストール
色味がくすむSVG の HEX を PPT カラーピッカーで再指定
グラフを動的にしたいSVG 部分は画像化せず、PPT の “グラフ” 機能で置き換える

まとめ

  1. LLM(Claude/GPT)に “SVGで” と明示 → コードで下書き
  2. PowerPoint へドラッグ & ドロップ → 即レイアウト完成
  3. 静的要素は画像化して軽量化・再利用

これだけで 従来 2〜3 時間かかったスライド作りが 30 分以内 に。
ぜひお試しください!

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