Webデザイン制作 × ChatGPT の便利活用術

はじめに

Web 制作の現場でも生成 AI の導入が一気に進みました。ここでは ChatGPT(GPT-4o 系列)を中心に、実践的な使い方・画像生成テクニック・即コピペできるプロンプト例 をまとめます。


Web デザインでの便利な使い方 5 連発

使い方ポイント推奨プロンプト例
① ワイヤーフレーム自動生成ページ構成やセクション名を箇条書きで提案させ、Figma に貼り付け「BtoB SaaS ランディングページのワイヤーフレーム案を、ヒーロー/特徴3つ/料金表…の順で見出しだけ箇条書きしてください」
② コピーライティングペルソナ・トンマナ・文字数を指定してヒーローテキストや CTA を量産「ターゲットは20代女性。共感→解決策→CTA の順で 60 文字以内のヒーローキャッチを3案」
③ カラー/フォント提案ブランドキーワードと既存ロゴ色を渡して統一感あるパレットを生成「キーワード:信頼感・革新。ロゴ色 #264653 をアクセントに 5 色パレットを HEX で」
④ HTML/CSS スニペット生成ヒーローセクションやカード UI をサクッと成形し、Elementor の HTML ウィジェットへ「上記コピーと #264653 系パレットを使い、モバイル先行のヒーローセクションを Tailwind で」
⑤ アクセシビリティ & SEO チェックalt 欄や aria-label、構造化データの抜けをリストアップ「以下の HTML を WCAG2.1・SEO 観点で改善点を抽出し表形式で」

画像生成機能の活かし方

シーン生成のコツ修正テク
ヒーローイメージ①コンセプト ②スタイル ③色味 ④アスペクト比を 1 行でDALL·E “inpainting” でロゴ差し替え
アイコンセット「flat, 2-color icon of {◯◯}, 512×512」×まとめて 10 個背景透明 transparent_background:true
テクスチャ/パターン無限タイル化したい場合は “seamless pattern” と明記色味の微調整は Photoshop のトーンカーブ or variations API
写真素材権利リスク低減のため “illustration style” 指定 or ライセンス確認人物入りは “model release free, back view” で実写感軽減

おすすめプロンプト集(コピペ OK)

■ モバイル先行ワイヤーフレーム
「EC サイト TOP のモバイルワイヤーフレームを、セクション名+推奨高さ(px)+要素一覧でテーブル化してください」

■ ヒーロー画像生成
「minimal flat illustration, young woman shopping online, pastel palette, 16:9, no text」

■ ライトウェイト JS アニメーションコード
「IntersectionObserver を使ってフェードインする汎用関数を ES6 で」

■ Alt テキスト生成
「以下の画像説明を 120 字以内の alt に最適化:”青い空の下でノート PC を操作する女性デザイナー”」

まとめ

  • 設計・コピー・ビジュアル までワンストップで支援するのが ChatGPT。
  • 画像生成を組み合わせれば、制作スピードは 2〜3 倍 に。
  • キーワードは 「具体的な制約を添えて依頼する」→「生成結果を部分修正」 の繰り返し。

ぜひ本記事を参考に、「AI を味方にした次世代 Web 制作」に挑戦してみてください!

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